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まっさきにんぎょ

考えるより先に動いて、動きながら直す。

まっさき魚座のキャラクター

ESTP×魚座

どういう人か

まっさきにんぎょのあなたは、交渉の途中で相手側に移ってしまう人です。押しは、かなり強いほうです。そこを疑う人は周りにいません。読みも速いですし、詰めるところまでは毎回きちんと詰めます。ところが、相手が事情を話し始めた瞬間、立ち位置がすっと変わります。工場が厳しい、担当者が上と現場の板挟みになっている。そこまで聞いてしまう。そこまで聞いたときには、もう向こう側に立っています。気づいたときには、相手のために自分の会社を説得し始めています。裏切っているつもりは、本人に一切ありません。両方が得する道を探しているつもりでいます。実際、三年単位で見ればその判断のほうが正しかったことも多い。ただし、その月の数字では毎回きっちり負けます! そして家に帰ってから、なぜあんなに譲ったのか自分でも分からなくなる。譲るな、と言う気はありません。行く前に、譲れない線を紙に書いて持っていけばいいだけです。それで守れます。

8つの軸

4文字から分かるのは、まんなかのどちら側かまでです。その範囲の中間に置いています。あなた自身の位置は、60問に答えると出ます。

わいわい度
← ひとり寄り人の中 →
ぐいぐい度
← 様子を見る前に出る →
ひらめき度
← 地に足飛躍する →
ときめき度
← 実利で見る美しさに反応 →
段取り度
← その場で決める決めてから動く →
やりきり度
← 飽きたら次最後まで →
歩み寄り度
← 自分の線を保つ相手に合わせる →
どっしり度4文字からは決まりません
← 早く気づく波が小さい →

○ どっしり度は4文字に含まれない軸です。ここでは全体のまんなかを置いています。

まっさき魚座のキャラクター

第1章

考え方

どう考えて、どう決めるか

頭の中で起きていること

状況の地図と、相手の感情が同時に入ってきます。地図のほうは速く、正確です。誰の一存で話が決まり、どこで流れが止まっているか。三分で組み上がります。問題は、もう一つのほうです。相手の焦りや疲れが、頼んでもいないのに流れ込んでくる。しかも、入ってきたものと自分の判断の区別がつきません。相手が苦しいと感じた瞬間に、自分の中の「取りに行く」という判断が薄れていく。薄れたことに気づくのは、たいてい帰り道です。車の中で、急に腑に落ちなくなります。あの条件でよかったのか、と考え始めるのはいつもそこからです。帰り道の十五分が、この人にとって唯一の素の時間です。素に戻れる場所が、車の中しかありません。

決めるとき

速さは相当なものです。その場で決めます。ただ、目の前に人がいるときといないときで、出す答えがまるで違います。書類だけを見て決めるときは、驚くほど厳しい。同じ案件を、相手を前にして決めると、条件が二段ゆるくなります。本人にはその差が見えていません。どちらも自分の判断として処理されるからです。だから、あとで数字を見て驚く。「こんな条件で受けたのか」と、自分で自分に呆れる夜があります。同じ相手でも、電話で話した日と会った日では、出す条件が違います。本人は気づいていません。書面と対面で別人になる、と言われたことがあるはずです。相手の顔色で、答えが変わります。相手の表情で変わります。

大事にしていること

相手を追い詰めないこと。これが一線です。勝てる場面でも、相手が潰れるところまでは取りません。もうひとつ、引き受けたことをやり切ること。安請け合いに見えて、落とした案件がありません。この二つが揃うと、無理な条件を引き受けて、それを一人で成立させる形になります。相手は助かりますし、関係も長く続きます。ただ、成立させるための無理を、誰も見ていません。数字にも出ません。数字にも一切出ません。成立させるために削るのは、いつも自分の土日です。誰にも請求していません。相手が潰れる手前で、必ず手を緩めます。勝ち切れる場面で、必ず一歩手前でやめます。勝ち切らずに終えること。追い詰めた相手の顔を見た瞬間、手が止まります。手を緩めます。

まっさき魚座のキャラクター

第2章

人との距離

友人、恋人、家族

人といるとき

よく喋り、場を明るくします。人当たりがよく、初対面でも十分で打ち解ける。しかも、その場で誰が居心地悪くしているかに気づきます。気づいたら、何も言わずに話を振ります。場が保たれているのは、たいていこの人のおかげです。ただ、帰ったあとの疲れ方が尋常ではありません。全員分の空気を受け取っているからです。その疲れを口に出さないので、周りは何ともないと思っています。誘えばいつでも来る人、という扱いになっています。実際は毎回かなり消耗しているのですが、そこは伝わっていません。帰宅して靴を脱いだ瞬間に、電池が切れます。全員ぶんの空気を背負って帰っているからです。場の空気を全部吸います。場の重さを吸い込みます。

恋愛のしかた

押しが強く、動くのも速い。相手を楽しませるのも上手いので、始まりは鮮やかです。付き合ってからは、相手に合わせます。行き先も、過ごし方も、相手の機嫌がそのまま自分の機嫌になる。噛み合うのは、こちらの望みを毎回確かめてくれる相手です。「本当はどうしたい?」と聞かれないかぎり、自分の望みが出てきません。揉める前に、こちらが溶けて終わります。相手の落ち込んだ日は、こちらも一日使い物になりません。境目がありません。問い直してくれる相手なら、この人は自分を保てます。声を張られると、そこで折れます。言い分が正しいかどうかは、もう関係がありません。反論を用意していたとしても、それが口から出ることはありません。

家族と、長い友人と

家族のことは、いちばん早く動きます。急な入院も、面倒な手続きも半日で片づける。しかも、誰が何に困っているかを先に察しています。そのくせ、自分の苦境は一言も話しません。話せば家の空気が重くなると分かっているからです。古い友人は多く、しかも各方面にいます。相談される側に回ることが多く、いつのまにか全員の事情を把握している。自分の話をした記憶が、ほとんどありません。親の通院の付き添いも、気づけばこの人の予定に入っています。誰が決めたわけでもありません。年に一度会う友人のほうが、毎週会う同僚より話しやすい。重い空気の集まりからは、理由をつけて早めに帰ります。逃げているのは責任ではなく、張り詰めた空気のほうです。

まっさき魚座のキャラクター

第3章

日々の暮らし

休日、お金、仕事

休みの日とひとりの時間

じっとしていられない人ですが、人と会った翌日だけは別です。丸一日ぶんの静けさが要ります。拾ったものを抜くのに、それだけかかるからです。一人で体を動かす時間が、いちばん回復します。走るのでも、泳ぐのでも構いません。水のある場所を選ぶ人が多いはずです。理由は説明できませんが、近くにいるだけで頭が静かになる。予定を詰めすぎた週のあとは、必ずその時間を取っています。川でも海でも構いません。理屈は説明できません。取らない週は、翌週に響きます。月に一度くらい、誰にも言わずに半日消えている日があります。携帯も見ません。その半日で、溜まった分が抜けます。家族はそれを昼寝だと思っています。昼寝ではありません。

時間とお金の使い方

人に使います。奢るのも、貸すのも、ためらいがありません。貸したものを返せと言った記憶が、たぶん一度もありません。相手の事情が見えてしまうので、請求という行為そのものが苦しくなります。時間も同様で、手帳には先に他人の用事が入ります。自分用に空けた日を、頼まれて明け渡した回数は数えきれません。稼ぐ力はあるのに手元に残らないのは、そのためです。本人は問題だと思っていません。金離れがいい人だと言われますが、事情を聞いてしまったあとに請求できないだけです。財布の紐が緩いのではありません。相手の顔を見たあとで金額を口にするのが、どうしてもできないのです。見積書をメールで送る日と、対面で渡す日では、出てくる数字が違います。

仕事での立ち回り

交渉も現場も強い人です。取れない相手を取ってきますし、揉めた現場も収めます! 損をしているのは、目の前に人がいるときの条件です。相手の事情を聞くほど、こちらの取り分が減ります。抜け道は、行く前に線を書いておくことです。ここから下は受けない、と紙に書いて持っていく。その場で判断しないで済む仕組みを先に作る。あなたは準備ができる人なので、その一手は必ず効きます。ここから下は受けない、と紙に一行書いて鞄に入れておく。それだけで、相手の事情を聞いたあとでも線が残ります。持っていくのを忘れた日だけ、また譲ります。紙一枚で防げる損を、二十年払い続けてきました。場の重さを吸います。重さを吸います。

まっさき魚座のキャラクター

第4章

調子とクセ

伸びるとき、へこむとき

調子が出るとき

目の前の誰かが確かに助かると分かっているときがいちばんいい! 予算目標では動かないのに、あの人が困ると言われた瞬間に体が動き出します。もうひとつ、揉めていない場にいるとき。怒鳴り声の無い場所でなら、力の全部が手元の仕事に向かいます。それから、書類だけで判断できる仕事。人の感情が入らないと、この人の判断は驚くほど切れます。これほど鋭かったのかと、周りが面食らうはずです。相手と、穏やかさと、距離。この三つが揃った日のこの人は、別人のように結果を出します。そこを知っている上司が一人いるかどうかで、この人の出力は倍変わります。逆に、相手の顔が見える場で条件を詰めさせると、月末に泣くことになります。役割の配り方だけの問題です。

すり減るとき

譲りすぎた案件の数字を、後から見た夜がいちばんこたえます。なぜあれを受けたのか、自分でも説明できません。自分に関わりのない口論でも、同じ空間にいるだけで一日ぶん持っていかれます。逃げ道は、線を先に書くことです。その場の自分に判断を任せないでください。前日の自分のほうが、はるかに冷静です。揉めている場に居合わせた日も同じくらい効きます。人と会う予定が三日続いた週は、四日目に何も手につきません。月末に数字を並べて、取り損ねた分を数えている夜があります。数えても、翌月また同じことをします。数えた紙は、翌週には捨てています。人の不機嫌が近くにあるだけで、一日ぶんの力が持っていかれます。

機嫌が下がっているときのサイン

口数が減ります。あれだけ喋る人が黙るので、そこは一目で分かります。次に、来た誘いを片端から受け始めます。断る力が落ちている状態で、そこから急に予定を飛ばします。三つ目に、体を動かさなくなります。効き目があるのは、予定を一つ外してやることです。許可を求めると必ず大丈夫だと答えるので、決めてから伝えてください。事情は聞かなくて構いません。体を動かさなくなったら、そこもかなり奥です。誘いを断らなくなった週は、予定表を見せてもらってください。埋まりすぎていたら、一つ外してやること。相談ではなく、決めてから伝えるのが早い。本人からは絶対に頼みません。急に静かになります。静かになります。

誤解されやすいところ

押しの強い人だと思われています。半分当たっています。ただ、押せるのは相手の事情を知らないうちだけです。もうひとつ、お人好しだと言われます。善意というより、断る道が塞がっているのが実際のところです。さらに、計算が甘いと見られます。人が目の前にいるときだけ、その計算が使えなくなるのです。半分は当たっています。見積もりが甘いと言われたことが何度かあるはずです。甘いのではなく、途中で相手側に移っているだけです。立っている側が入れ替わります。甘いと言われますが、理屈が見えた瞬間に足場が移るだけです。優柔不断とは別の話です。甘いと言われます。筋が通って見えた瞬間、足場のほうが移ってしまいます。

弱点と、その付き合い方

これが最大の弱みです。その場の自分に任せること。読みも、押しも、収める力も、全部一級です。ただ、相手の事情が流れ込んでくると、判断そのものが上書きされます。しかも上書きされたことに気づけません。そのかわり、行く前に線を書いてください。前日のあなたが、その場のあなたを守ってくれます! 中身を変える必要はありません。決める時刻を前倒しするだけです。この感受性があるから、交渉相手が二十年離れずにいるのです。この感受性は直りません。直さなくていい。それがあるから、あなたの交渉相手は二十年離れずにいるのです。線を引く相手は、あなた自身です。優しさは強みのままです。優しさは強みです。強みです。

さいごに

相手の事情を汲んだ条件で、二十年関係が切れなかった。それは数字に出ない、確かな資産です! まっさきにんぎょが削られてきたのは、押しの弱さではなく、その場の自分に判断を任せてきたことでした。感受性は捨てないでください。捨てたら、残ってきた関係まで消えます。かわりに、行く前に線を一行書いてください。前日のあなたが、その場のあなたを守ってくれます。それだけで、月末の数字が変わります。

ここに書いてあるのは、このタイプを選んだ回答者に多く見られた傾向です。 あなた自身の結果は、60問こたえると出ます。

本サービスは自己理解のための読みものです。医学的・心理学的な診断ではありません。

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