No.171 / 192
まっさききつね
考えるより先に動いて、動きながら直す。

ESTP×双子座
どういう人か
まっさききつねのあなたは、できると言ってしまってから、やり方を考える人です。話の途中で相手が困っていると分かると、考えるより先に「やりますよ」と言っています。手順も工数も、その時点では何ひとつ見えていません。それでも言ってしまう。そして、驚いたことに、たいてい間に合わせてしまいます。だから誰も咎めません。有言実行の人だ、と思われています。実際そのとおりでもあります。ただ、間に合わせるために毎回とんでもない無理をしていることを、周りは一人も知りません。深夜に一人で辻褄を合わせている姿を、誰ひとり見ていないのです。しかも、同時に三つも四つも約束を抱えているので、どれかは必ず抜け落ちます。落ちたことに、本人だけが気づいていません。抜けた分だけ、信用がじわじわ削れていきます! 腕は十分にあるのに、そこだけで損をしている。 口を閉じろという話ではありません。言った端から書けばいいだけです。三秒で済みます。
8つの軸
4文字から分かるのは、まんなかのどちら側かまでです。その範囲の中間に置いています。あなた自身の位置は、60問に答えると出ます。
○ どっしり度は4文字に含まれない軸です。ここでは全体のまんなかを置いています。

第1章
考え方
どう考えて、どう決めるか
頭の中で起きていること
喋りながら考えています。黙って考える時間が、ほとんどありません。言葉が出てから、その言葉に合わせて頭が動く。順番が逆なのですが、この順番でやると速いのです。実際、会議の流れを変えるのはいつもこの人の一言です。もうひとつ、目の前の相手の状態がよく見えます。何に困っていて、どの一言が欲しいのか。分かった瞬間に、その一言を渡します。渡すところまでが反射なので、渡したあとの重さを計算していません。約束した本人が、その日の夕方にはもう別の話をしている。だから抜けます。悪気は一切ありません。構造がそうなっています。言った端から、その言葉が記憶から抜けていきます。嘘をついたのではなく、置き場所が無いだけです。手帳を開く習慣が、いまだについていません。
決めるとき
しかも、口に出した時点で決まったことになる。その場で決めます。持ち帰るという選択肢が、頭の中にありません。判断の質そのものは悪くありません。状況の読みが速く、当たる確率も高い。困るのは、決めた数が多すぎることです。一日に五つ決めて、五つとも引き受けている。どれか一つでも予定より長引けば、残りが全部倒れます。しかも、倒れたことに気づくのが遅い。相手から催促されて初めて、そういえば引き受けていたと思い出す。そこで慌てて、また無理をして間に合わせる。この循環が何年も続いています。この循環が、もう十年以上続いています。考え終わる前に電話をかけています。折り返しを待つあいだに、理由を組み立てます。
大事にしていること
言ったことをやること。これが一線です。約束を落とすのは、この人にとっていちばん格好の悪いことです。だから無理をしてでも間に合わせます。そこは本物で、疑う余地がありません。もうひとつ、場を止めないこと。話が詰まったとき、誰かが引き受けないと前に進まない場面で、必ず手を挙げます。他の全員が黙っている場で、一人だけ声を出す。その勇気は本物です。ただ、その二つが組み合わさると、抱える量が際限なく増えます。守る意志と、受ける速度が釣り合っていません。意志のほうは十分すぎるほどあるのに、受ける速度がそれを何倍も上回っている。減らすべきは意志ではなく、反射のほうです。そこを取り違えて、自分を責めてきました。

第2章
人との距離
友人、恋人、家族
人といるとき
場の中心にいます。話が面白く、間の取り方も上手い。初対面でも五分で打ち解けますし、知らない人ばかりの席でも平気です。人の名前も顔も、一度で覚えます。ただ、深く付き合う相手は意外と少ない。知り合いの数が異様に多いぶん、一人あたりに使う時間が薄くなるからです。本人は困っていません。軽い付き合いを軽いまま楽しめる人で、そこに寂しさを感じないのです。ただ、本当に困ったときに誰へ連絡すればいいか、一瞬迷うことがあります。その一瞬だけ、少しだけ静かになります。輪の真ん中にいるのに、深く踏み込まれた記憶がありません。名刺入れが、いつも空になっています。名刺入れが空になります。名刺が減ります。
恋愛のしかた
口説くのが上手い人です。言葉が出てくるので、相手を楽しませるのに苦労しません。しかも押しが強く、行動も速い。そこまでは無敵です。問題は、付き合ってからの約束です。「今度あそこ行こう」を年に何十回も言って、実行するのは数回。嘘をついているつもりは一切なく、言った瞬間は本気です。ただ、言ったこと自体を忘れます。合うのは、忘れることを前提にして、こちらから予定を入れてくれる相手です。責める相手だと続きません。悪意が無いぶん、責められても直せないからです。言った瞬間は毎回本気でした。責めても直らないので、こちらから日付を決めてしまうのが早い。迷っている相手を、勢いで連れ出します。迷っている時間を、待ちません。
家族と、長い友人と
家族の中では、いちばん頼りになる場面といちばん当てにならない場面の両方を持っています。急な事故や手続きなら、この人が半日で片づけます。ただ、毎週の当番や定期的な約束は、たいてい抜けます。頼りにならないと言われると、少し傷つきます。本人の中では、いつも全力でやっているからです。古い友人は多く、しかも広い。学生時代の顔ぶれも、前の職場の相手も、全員と繋がっています。ただ、連絡は向こうから来ます。頼りになるのか、ならないのか。家族の評価は、いつも二つに割れています。こちらから誘った記憶が、ほとんどありません。年賀状の枚数だけが多い。半年連絡が無くても、突然長い電話がかかってきます。相手はいつも笑って許します。

第3章
日々の暮らし
休日、お金、仕事
休みの日とひとりの時間
予定を詰め込みます。一日に三つ入れることも珍しくありません。空いている日があると、埋めたくなる。じっとしていると落ち着かないからです。行き先は毎回違います。同じ店に通い続けることがなく、新しい場所を試すほうが楽しい。一人で過ごす時間は、あまり要りません。人といるほうが回復します。ただ、月に一度くらい、予定を全部忘れて寝ている日があります。その日は、溜まった無理の帳尻を体が合わせている日です。本人はただ寝ているつもりでいます。溜まった無理を、体が勝手に精算している日です。本人はただ寝坊したと思っています。土曜の午後に、思いつきで隣県まで出かけます。思いつきで新幹線に乗ります。
時間とお金の使い方
入ったら使います。貯めるという発想が薄いのは、また稼げると思っているからです。そして実際に稼ぎます。いろいろなものに手を出すので、押し入れには数回しか使っていないものが並んでいます。無駄だとは思っていません。試した分だけ話のネタが増えるからです。時間の使い方は、先を埋めすぎます。三か月先まで予定が入っているのに、その全部を覚えていない。手帳に書いていないものが、頭の中に十件ほど浮いている状態です。それが毎月、どこかで落ちます。落ちる先は、たいてい優しい相手のほうです。書いていない約束だけが落ちます。新しい道具にはすぐ出しますが、飽きるのも早い。売り場で見た日に買います。すぐ出します。
仕事での立ち回り
場を動かす人です。話が止まったときに一人だけ手を挙げ、詰まった案件を前に進めます。その場の空気を読んで、必要な一言を出すのが上手い! 損をしているのは、抱えた数が見えないところです。引き受けた記録がどこにも残っていないので、周りは余裕があると思って次を渡します。抜け道は、その場で書くことです。引き受けた瞬間に、相手の目の前でメモを取る。三秒で終わります。それだけで、落とす件数が半分以下になります。余裕は一ミリもありません。見えていないだけです。迷っている相手に、その場で一本入れます。三十秒の電話が、落とす件数を変えています。初対面の相手との商談を、誰より早くまとめます。初対面でまとめます。

第4章
調子とクセ
伸びるとき、へこむとき
調子が出るとき
人の前で喋っているときがいちばんいい! 相手の反応を見ながら言葉を組み立てる作業に、この人はまったく疲れません。もうひとつ、案件が複数あるとき。抱えているのが一件きりだと、退屈で手が止まってしまいます。それから、初めての相手や初めての仕事に当たったとき。読めない状況ほど力が出ます。人と、数と、新しさ。この三つが揃った現場で、この人は誰にも止められません。逆に、一人で同じ作業を続ける仕事では、力が半分も出ません。人の前に立たせるのが、この人のいちばん正しい使い方です。手本のある仕事では、かえって凡庸になります。同時に何本も抱えると速い。三本同時に抱えているときが、いちばん速い。
すり減るとき
抜けた約束を指摘された日が、いちばんこたえます。言い返せません。言った覚えはあるのに、どこかへ落ちていたからです。次に、一人で黙々と作業する日が続いたとき。三つ目に、無理をして間に合わせた月が三か月続いたとき。表情には出ませんが、体のほうは確実にこたえています。逃げ道は、引き受けた瞬間に書くことです。記憶に頼るのをやめるだけで、無理をする回数が減ります。能力の問題ではなく、容れ物の問題です。容れ物は、三秒で手に入ります。手帳でも、携帯のメモでも構いません。書いた約束は落ちません。頭の中の約束だけが落ちるのです。これまで落としてきた案件も、全部そちら側でした。深夜に一人で辻褄を合わせる夜が、それで確実に減ります。
機嫌が下がっているときのサイン
喋らなくなります。あれだけ喋る人が黙るので、周りはすぐ気づきます。次に、約束をしなくなります。いつもなら反射で「やりますよ」と言う場面で、黙っている。そこまで来るとかなり奥です。三つ目に、人と会う予定を断り始めます。効き目があるのは、一緒に外へ出ることです。喋る相手がいれば、この人は勝手に戻ります。事情を聞く必要はありません。喋っているうちに、自分で整理してしまう人です。二時間も付き合えば、たいてい元の調子に戻っています。誰かが横にいるだけで足ります。慰めの言葉は、この人にはまったく効きません。話題は何でもいい。喋らせてください。三十分もすれば、向こうから勝手に笑い始めます。それが戻った合図です。
誤解されやすいところ
口だけの人だと思われることがあります。半分は違います。言ったことの八割は、無理をしてでも実行しています。残りの二割が目立つだけです。もうひとつ、軽い人だと見られます。実際に軽いのですが、軽さで救われている人が周りに何人もいます。重い場を軽くできるのは、この人だけです。さらに、何も考えていないと言われる。読みの速さは職場で一番なのに、考える時間が短いので、そう見えているだけです。数えたことは一度もないはずです。八割は実行しています。口が軽いと思われていますが、頼まれた秘密を漏らしたことが一度もありません。喋る量と、中身の重さは別の話です。そこを分けて見てもらえません。飽き性と見られます。
弱点と、その付き合い方
記憶に頼りすぎること。これが最大の弱みです。引き受ける速さも、間に合わせる腕も、どちらも本物です。ただ、その全部を頭の中だけで管理しているので、必ずどこかが落ちます。しかも、落ちたことに自分で気づけません。この反射は直りません。直さなくていい。それがあるから、止まった場が動いてきました。そのかわり、引き受けたその場で書いてください。相手の目の前で三秒です。それだけで、あなたの信用がやっと実力に追いつきます!腕は、もう十分にあります。気づかないまま、信用だけが少しずつ減っていきます。手の数だけなら、そこらの誰より多い。足りないのは腕ではなく、一つを終わりまで持っていく段取りです。締切を人に握らせてください。
さいごに
全員が黙っている場で、一人だけ手を挙げられる。それは、めったにない度胸です! まっさききつねが削られてきたのは、腕でも誠実さでもなく、抱えた数を数えていなかったことでした。引き受ける速さは落とさないでください。落としたら、動かなくなる案件が山ほど出ます。かわりに、引き受けたその場で三秒だけ書いてください。それだけで、落とす件数が半分以下になります。腕は、もう十分に足りています。
ここに書いてあるのは、このタイプを選んだ回答者に多く見られた傾向です。 あなた自身の結果は、60問こたえると出ます。
本サービスは自己理解のための読みものです。医学的・心理学的な診断ではありません。
この結果を共有する
共有されるのは、図鑑のページのURLとキャラクターの名前だけです。 生まれた月日や、60問の答えは含まれません。