No.155 / 192
もくもくあまびえ
説明より先に、手を動かして確かめる。

ISTP×水瓶座
どういう人か
もくもくあまびえのあなたは、壊れたものを直すのではなく、二度と壊れない形に作り変えてしまう人です。修理を頼んだはずが、別物になって戻ってくる。頼まれたのは修理でした。それなのに、戻ってきたときには構造そのものが変わっている。部品が二つ減って、動きが速くなって、前より壊れにくい。腕のよさは誰も疑いません。問題は、その設計が世間の標準とずれていることです。あなたの頭の中では完全に筋が通っているのに、他の人が触ると手順が分からない。だから結局、あなた以外に運用できないものが職場に一つずつ増えていきます。しかも、作り変えた理由を説明しません。聞かれれば話せるのに、聞かれないと黙っている。だから勝手に改造する人だと思われてきました。実際には、勝手にやっているわけではなく、そのほうが正しいと判断しているだけです。その判断はたいてい合っています。合っているのに通らないのは、中身の問題ではなく、話していないことの問題です!
8つの軸
4文字から分かるのは、まんなかのどちら側かまでです。その範囲の中間に置いています。あなた自身の位置は、60問に答えると出ます。
○ どっしり度は4文字に含まれない軸です。ここでは全体のまんなかを置いています。

第1章
考え方
どう考えて、どう決めるか
頭の中で起きていること
なぜこの形なのか、が先に来ます。壊れた箇所を見ているうちに、そもそもの設計が気になり始める。ここに部品が二つある理由がない、この順番である必要がない。そこまで見えた時点で、直すより作り変えたほうが速いと結論が出ます。実際、速い。もうひとつ、前例を材料として数えません。長年そうしてきた、という理由は、この人にとって理由になっていない。誰が決めたのか、何のためなのか。そこが埋まらないと納得できません。この二つが合わさると、手元の作業が毎回設計の見直しに変わります。頼んだ側は修理を待っているのに、出てきたものが別物になっている。驚かれるのは当然です。直した報告ではなく、作り変えた事実を先に言えばいいのですが、その発想がありません。終わってから見せるものだと思っています。
決めるとき
理屈が通るかどうかで決めます。立場も、慣習も、声の大きさも効きません。役員が言おうが新人が言おうが、中身が同じなら同じ扱いです。そこは一貫しています。判断は速く、しかも外さない。ただ、決めた理由を説明しないので、権威を軽んじる人という評判だけが残ります。困るのは、決め終わってから人に伝えることです。作り変えたあとで報告する。承認を取ってから動くという発想が、そもそも出てきません。悪気はなく、正しいことをするのに許可が要るとは思っていないだけです。順番を一つ入れ替えるだけで、この人の評価はまるで変わります。先に言うか、後から言うか。それだけの違いで、同じ成果が称賛にも叱責にもなります。二十年、後者を選び続けてきました。
大事にしていること
筋が通っていること。これが一線です。意味の分からない手順に従うことが、どうしてもできません。逆らうというより、体が動かない。もうひとつ、人を肩書きで扱わないこと。掃除の人にも社長にも、同じ話し方をします。そこに努力はなく、区別する理由が見当たらないだけです。この二つのせいで、組織の中では扱いにくい人になります。ただ、この人を慕う若手が必ず何人かいる。立場で見られなかった経験は、思っているより深く刺さるからです。本人はそれに気づいていません。年下から慕われる率が、周りより明らかに高い人です。褒めたわけでも面倒を見たわけでもなく、ただ同じ扱いをしただけ。本人には、それが特別なことだという自覚がありません。

第2章
人との距離
友人、恋人、家族
人といるとき
口数は多くありません。世間話には乗らず、相手の近況にもあまり関心がない。そのかわり、仕組みの話が出ると急に喋り出します。水道の配管でも、会社の決裁の流れでも同じです。その落差に、周りは戸惑います。人当たりは悪くなく、誰に対しても態度が変わりません。ただ、深く付き合う相手は少ない。相手の感情の機微にはあまり気づかないほうです。悪気がないまま、率直に事実を言って場を固まらせることがあります。あとで指摘されると、素直に驚きます。本当に分かっていないのです。誕生日も結婚記念日も覚えていませんが、三年前に相談された配線の話は細部まで覚えています。記憶の配分が、はっきり偏っています。薄情なのではなく、入ってくる窓が人と違うだけです。
恋愛のしかた
言葉は出てきません。かわりに、相手の暮らしの不便が片づいていきます。しかも、たいてい元より便利になっている。それが表現の全部です。求めているのは、話の通じる相手です。顔でも条件でもなく、こちらの言う理屈が通るかどうか。そこが合えば長く続きます。合うのは、変わったやり方を面白がってくれる人です。「なんでそんな作りにしたの」と笑いながら聞ける相手なら、この人はいくらでも話します。揉めるのは、世間並みを求められたときです。周りと同じにしてほしい、と言われた瞬間、この人は黙ります。そこは動かせません。記念日の演出には期待しないでください。かわりに、言った覚えのない不便が三日後に消えています。それがこの人の愛情表現の全部です。
家族と、長い友人と
家の中のものが、少しずつ改造されていきます。棚の高さも、配線の取り回しも、気づくと変わっている。本人は便利にしたつもりです。家族からすると、勝手に触られたように感じることがある。そこで揉めるのが、この家の定番です。昔からの友人は数えるほどで、こちらから連絡することはまずありません。それでも縁が切れないのは、何年ぶりに会っても口調が変わらないからです。相手の出世にも境遇の変化にも、態度が一ミリも動かない。その変わらなさが、じつは相手にとって貴重なものになっています。本人は、そんなつもりもありません。揉めるのは、たいてい事後報告だからです。棚の高さを変える前に一言あれば、何も起きません。家の中でも職場でも、同じことをやっています。

第3章
日々の暮らし
休日、お金、仕事
休みの日とひとりの時間
作っているのです。修理でも工作でも、既製品を改造するのでも構いません。買ってきたものをそのまま使うことが、あまりありません。まず分解して、中を見て、いくつか手を入れてから使い始めます。それが楽しみの中心です。人と過ごすのも嫌いではありませんが、予定を詰めすぎると調子が落ちます。一人で手を動かす時間が、この人の回復です。出かけ先は決まっていないほうがよく、行ってから決めます。同じ店に通い続けることには、あまり興味がありません。買ってきた家電を、保証が切れる前に開けてしまうタイプです。壊す気はありません。中が見たいだけです。分解して戻せなかった機械が、これまで何台かあります。そこは黙っています。
時間とお金の使い方
道具と、材料に出します。完成品にはあまり払いません。同じ金額なら、部品を買って自分で組むほうを選びます。そのほうが安いからではなく、中身が分かるからです。見栄には一円も出しません。ブランドという概念が、そもそも理解できないほうです。時間の使い方は、拘束されることを嫌います。中身の無い会議に一時間座らされると、はっきり機嫌が悪くなります。作れる時間を確保することに、いちばん価値を置いている人です。そこを削られると、他の条件がどれだけ良くても続きません。貯えは、自由を買うために持っています。理不尽な現場から抜けられる額があるかどうか。その一点だけを気にしています。額が足りている月は、驚くほど機嫌がいい。
仕事での立ち回り
仕組みを直せる人です。誰も手を出さなかった古い手順を、半月で別物にしてしまいます。効果も出ます。数字にもなります! 損をしているのは、作り変える前に言わないところです。事後に報告するので、良くなった事実より、勝手にやった事実のほうが先に伝わる。さらに、出来上がったものが独自すぎて、本人以外に回せません。休んだ日に誰も代われない状態が、あちこちにできています。本人は困っていませんが、組織としては困ります。作る腕と、渡す作法。後者だけが、まだ手つかずのままです。「あの手順、誰が回してるの」と聞かれて、全員があなたの名前を答える。便利がられているうちはいいのですが、休めない状態が静かに固まっています。困るのは五年後のあなたです。

第4章
調子とクセ
伸びるとき、へこむとき
調子が出るとき
古い仕組みを渡されたときがいちばんいい! 誰もが不便だと言いながら二十年変えていない手順。そういうものを前にすると、目の色が変わります。もうひとつ、理屈で議論できる場にいるとき。立場を持ち出されない議論なら、この人はいくらでも中身を出します。それから、作り方を任されたとき。目的だけ渡されて手順は自由と言われると、誰も思いつかない道を見つけてきます。古さと、理屈と、裁量。この三つが揃うと、この人は組織の景色を変えます。逆に、変えてはいけないと言われた仕事では力が出ません。同じ腕を持っているのに、出てくるものが半分になります。渡し方だけの問題です。任せる側が、そこを分かっていません。
すり減るとき
理由の言えない決まりに従わされた日が、いちばんこたえます。中身が正しくないと分かっているものを、そのまま回す。これが続くと、目に見えて力が落ちます。次に、立場で押されたとき。「決まったことだから」と言われると、反論する気も失せます。それから、作る時間が取れない月。逃げ道は、業務と関係のないものを一つ作ることです。月に一度でいい。手を入れる対象が自分のものなら、誰の許可も要りません。それだけで、理不尽な現場にも耐えられるようになります。家の押し入れに、業務と関係のない試作品が並んでいるはずです。あれは逃避ではなく、正気を保つための装置です。捨てないでください。作れているうちは、この人は大丈夫です。
機嫌が下がっているときのサイン
改造しなくなります。普段は放っておけない不便を、そのまま通すようになったら来ています。これがいちばん確かな合図です。次に、議論に乗らなくなります。理屈の話を振っても「そうですね」で終わる。三つ目に、手が止まります。何かしら触っている人なので、これは見逃しようがありません。効き目があるのは、意見を名指しで求めることです。「これ、どう作り直す?」と聞かれると、この人は勝手に動き始めます。慰めるより、問いを投げるほうが速い。不便をそのまま通している姿を見たら、かなり奥まで来ています。改造は、この人にとって元気そのものの指標です。手が動いていれば、心配は要りません。止まった週だけ、誰かが気づいてやってください。
誤解されやすいところ
勝手に動く人だと思われています。半分当たっています。ただ、思いつきではなく、筋を通した結果です。説明していないだけで、頭の中には理由が全部あります。それから、和を乱す人だとも言われます。従わないのは決まりであって、人にではありません。人に対しては、むしろ公平すぎるほど公平です。さらに、変わり者だと見られます。それは否定しません。ただ、変わっていることと、間違っていることは別の話です。そこだけは、はっきり分けてほしいと思っています。変わり者だという評判は、この人の場合まったく痛手になっていません。痛手なのは、間違っていると決めつけられることのほうです。変わっていることと、筋が通っていないことは別です。
弱点と、その付き合い方
一人でしか運用できないものを作ること。これが最大の弱みです。設計の筋は通っていて、実際に良くなっています。ただ、あなたの頭の中の前提を共有していない人には使えない。だから、あなたが抜けた瞬間に全部止まります。この作り方は直りません。直す必要もありません。そのかわり、作り変える前に一言だけ聞いてください。「ここ、作り直していいですか」。許可が欲しいのではなく、作り直すという事実を先に置くためです。それだけで、事後報告の気まずさが消えます!手を入れる腕はそのままでいい。変えるのは、言う順番だけです。それだけで、味方の数が変わります。八文字で済む投資を、まだ一度も払っていません。
さいごに
筋の通らないものを放っておけないのは、まっとうな職業意識です。もくもくあまびえがこれまで損をしてきたのは、正しいことをするのにも順番が要る、ということを知らなかった一点だけです。改造をやめる必要はありません。一生やっていていい。ただ、次に手を入れる前だけ、一言置いてください。「作り直していいですか」。八文字です。それで、あなたが二十年やってきたことが、やっと味方を持ちます!
ここに書いてあるのは、このタイプを選んだ回答者に多く見られた傾向です。 あなた自身の結果は、60問こたえると出ます。
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