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ずばずばてんぐ
先に決めて、走りながら直す。

ENTJ×射手座
どういう人か
ずばずばてんぐのあなたは、自分で広げた大風呂敷を、最後は自分で畳みきってしまう人です。とにかく話が大きい。五年後の絵を平気で描きます。聞いている側は、はじめ半分冗談だと思って聞いています。ところが半年後、その絵に向かって何人もが動きはじめている。構想を語るだけの人と決定的に違うのは、語ったその場で誰に何を頼むかまで決めてしまうところです。しかも頼まれた側が、なぜか断れずに引き受けてしまう。声に力があるのでしょう。遠くを指さす力と、人を動かす力。その二つが同じ人の中に揃っています。だから、言ったことが形になる確率が異様に高い!問題は、たどり着いた頃にはもっと遠くを見ていることです。足元が固まる前に、次の地図を広げてしまいます。残された人が後始末をしているころ、あなたはもう別の国の話をしている。悪気はまったくありません。置いていったつもりすら、ないのです。次が見えてしまうことを、自分の意思では止められないのです。
8つの軸
4文字から分かるのは、まんなかのどちら側かまでです。その範囲の中間に置いています。あなた自身の位置は、60問に答えると出ます。
○ どっしり度は4文字に含まれない軸です。ここでは全体のまんなかを置いています。

第1章
考え方
どう考えて、どう決めるか
頭の中で起きていること
考えの単位が大きい人です。目の前の案件を見ても、それが業界全体でどういう位置にあるかという話へ一足飛びに移ります。しかも、そこから逆算して今月やるべきことまで降りてこられる。この振れ幅が、この人の武器です。加えて、知らない領域への抵抗がありません。専門外でも臆せず入っていき、半年後には一通り話せるようになっている。細部は見ませんが、それは見えないのではなく見ないと決めているからです。誰かに任せる前提で全体を組んでいるので、自分で詰める必要がない。そういう頭の使い方をしています。全部を自分で見ようとしないから、この規模を扱えています。細かさが武器の人には、真似のできない設計です。
決めるとき
直感で決めて、走りながら修正する人です。手札が半分でも先へ進むのは、立ち止まっている時間のほうが高くつくと踏んでいるからです。完璧な準備を待つ人を、心のどこかで遅いと思っています。判断が外れることもありますが、外れたと分かった時点で舵を切り直すので、致命傷にはなりにくい。傷が浅いうちに動けるのが、この人の強みです。ただし変える回数が多いので、一緒に動く人は振り回されます。本人の中では同じ的を狙い続けているのに、外からは方針がころころ変わったようにしか見えない。行き先だけは変えていないのだと言葉にして共有できるかどうかで、周りの負担がまったく違ってきます。一行の連絡で防げる混乱を、毎回そのままにしています。
大事にしていること
可能性が開いていること。これを、安定より上に置いています。条件の良い話でも、この先の選択肢が狭まると分かった時点で興味が冷める。もうひとつ、前へ進んでいることを重んじます。完璧な計画のために三か月止まるくらいなら、粗いまま動き出すほうを選ぶ。そして何より、小さくまとまることを嫌います。手堅い成功より、外す可能性のある大きな挑戦のほうが面白い。この基準で職を選び、住む場所を選び、組む相手を決めてきたはずです。周りには無茶に見えても、本人の中では一本筋が通っています。手堅く生きてきた人からは、最後まで理解されないままでしょう。それでも、この選び方を変える気はまったくありません。

第2章
人との距離
友人、恋人、家族
人といるとき
誰とでも話せて、しかも人を巻き込む人です。初対面でも三分で打ち解け、三十分後には一緒に何かをやる話になっている。その場の熱量を作るのが上手く、放っておいても人が集まってきます。頼んでもいない協力者が、なぜか現れる。一人で始めたはずの計画が、いつのまにか五人の仕事になっている。ただし、一人ひとりとの付き合いは濃くありません。次の場所、次の相手へ移っていくので、連絡が途切れる関係がいくつもある。本人は切れたとは思っていません。必要になればまた会えると本気で考えていて、実際そうなります。深く付き合うのは、こちらの移動についてこられる人だけ。止まってほしいと言う相手とは、自然に離れていきます。
恋愛のしかた
心が動くのも、それを口にするのも速い人です。会って間もないのに、もう一緒に行きたい場所の話をしている。未来の話で距離を詰めるので、相手は驚きながら引き込まれます。付き合ってからは、一緒に動くことを求めます。旅行、引っ越し、新しい挑戦。落ち着くより変化したい人です。揉めるのは、相手が安定を望みはじめたときです。噛み合うのは、自分の世界を持っていて、こちらの移動に怯えない人。そして、大風呂敷を笑いながら現実に引き戻してくれる人。止められるのではなく、隣で数字を出してくれる相手が理想。夢を否定せずに、実現の条件だけ教えてくれる人です。毎日きっちり同じ距離を保つことを求められると、窮屈で仕方なくなります。
家族と、長い友人と
近い関係でも、距離が一定の人です。気にかけていても言葉にはせず、事が起きたときだけ動きます。家族からは、何をしているのか見当がつかないと言われ続けてきたはずです。実家に顔を出す回数は年に数えるほどで、薄情だと言われた経験もあるはずです。ただし、いざというときの動きの速さでは誰にも負けません。金でも手続きでも、その日のうちに片をつけます。長い友人は、一緒に何かをやった相手ばかりです。同じ挑戦をした、同じ場所へ行った。そういう時間を分け合った相手とだけは、何年会わなくても関係が切れません。近況を報告し合うより、次に何をやるかを話したい人です。昔話が長く続くと、少し退屈そうな顔をしてしまいます。

第3章
日々の暮らし
休日、お金、仕事
休みの日とひとりの時間
休日にも、動いている人です。予定がなければ思いつきで遠くへ行き、前日の夜に決めて翌朝には電車に乗っている。同じ場所に二度行くことは少なく、いつも行ったことのない場所を選びます。人を誘うのも得意で、前日の思いつきに何人かが乗ってきます。求心力の正体は、この身軽さかもしれません。趣味は変わりますが、どれも中途半端では終わりません。三か月でそれなりの水準まで持っていき、満足したところで次へ移ります。一人の時間はあまり必要としません。誰かと何かをしているほうが回復するので、静かな休日を勧められても、あまりありがたく感じません。動いているほうが休まるという、少し珍しい体質をしています。
時間とお金の使い方
お金は、経験と移動に流れる人です。踏んだことのない土地、手をつけたことのない領域。ここには惜しまず出します。人と会うための出費にも気前がよく、食事を持つことを投資だと考えています。ものを抱え込むことがなく、荷物は少ないほど気が楽になる。引っ越しの荷物が、同年代よりずっと少ないはずです。細かい管理は苦手で、何に使ったか覚えていないことも少なくありません。時間の使い方は詰め込み型で、移動中もずっと連絡を返し続けています。用事と用事のあいだに隙間がないので、付き合わされる側が先に参ります。当人は平然としているため、詰め込みすぎている自覚がまったくありません。誰かが倒れて初めて気づきます。
仕事での立ち回り
前例のない領域に放り込まれると、生き返る人です。開いたばかりの市場、立ち上がったばかりの事業、手順書の存在しない仕事。地図がないほど動きがよくなります。しかも一人で行くのではなく、人を連れていける!だから、一人で動く人より成果の規模がずっと大きくなります。慣れない相手との交渉も得意で、異質な環境を負担ではなく刺激として受け取れます。逆に、決まった仕組みを回す段階では力が出ません。三か月ほどで関心が落ちてしまい、質は保っていても熱のほうが先に消えます。立ち上げ役として見られるか、運用まで期待されるかで、評価が正反対になります。最初に自分の役割を宣言しておくだけで、この落差はほとんど消えます。

第4章
調子とクセ
伸びるとき、へこむとき
調子が出るとき
大きな目標を任され、人も予算も動かせるときに力が出ます。「どこまでやってもいい」と言われたその日から、別人のように速くなります! 制約が少ないほど成果が伸びる、かなり珍しいタイプです。裁量は、この人にとって報酬の一部です。管理されるほど数字が落ちます。加えて、知らない領域に入るときも調子が上がります。前提を知らないからこそ良い問いが立てられる、という場面が確かにあります。締切が迫っている状況も好条件で、追い込まれた日ほど集中が跳ね上がる。余裕のある時期ほど、かえって動きが鈍い。人を巻き込みながら進めるほうが向いていて、一人で黙々とやる仕事では本領が出ません。誰かと一緒に動けるなら、この人の速度は二倍にも三倍にもなります。
すり減るとき
同じ場所に留まり続けることに、いちばん弱い人です。同じ仕事を三年も続けると、能力よりも先に気持ちのほうが尽きてしまいます。細かい規則に縛られるのも苦手です。内容より手続きに時間を取られる日が続くと、仕事そのものへの関心まで落ちていきます。加えて、進まない状況に耐えられない。決まらない会議や返ってこない返事に囲まれると、苛立ちがそのまま顔と声に出て、場の空気まで悪くしてしまいます。逃げ道はひとつ、行き先を決めない日を月に一日だけ確保しておくこと。それがあれば、退屈な平日にもかなり耐えられます。すべてを面白くする必要はまったくありません。一日の逃げ場が、残りの二十九日を支えます。
機嫌が下がっているときのサイン
話の射程が、あるとき急に短くなります。普段は五年先を語る人が、今月の帳尻ばかり気にしはじめたら合図です。堅実になったのではなく、視界そのものが狭まっているだけです。もうひとつ、人を誘わなくなります。いつもは声をかける側なのに、誘いを断りはじめたら相当参っている証拠です。口では「忙しいから」と言うものの、忙しさのせいだったことは一度もない。効くのは、仕事とも今の悩みとも関係のない場所へ、一日出かけてしまうことです。家でじっと休んでいても、この人の場合はあまり回復しません。景色さえ変われば、たいてい元に戻ってきます。理屈ではなく、移動そのものが薬になる人です。知らない駅で降りるだけでも効きます。
誤解されやすいところ
大風呂敷、無責任、腰が軽い。この三語を、これまで何度ぶつけられてきたか分かりません。実際には構想の精度が高いほうで、しかも実現させてきた実績まであります。ところが人の目に入るのは詰めきれていない箇所ばかりで、そこだけを見て全体まで雑だと判断されます。もうひとつ、軽く見られやすいところがあります。重い場面でも声の明るさが変わらないので、本気度を疑われてしまいます。本当は誰より賭け金の大きい判断をしているのに、その重さだけが伝わりません。軽やかさの、これは代償です。深刻そうな顔を三分作れば済む話なのに、その手間を惜しんでしまう。中身を変える必要はどこにもなく、見せ方だけの問題なのです。
弱点と、その付き合い方
足元が固まる前に、次へ行きます。立ち上げた仕組みが回りはじめた瞬間に関心が抜けてしまい、残された人が後片づけで苦労することになります。関心を絞る方向で直そうとしても失敗します。あなたから次の地図を取り上げると、力そのものが落ちてしまうからです。効くのは、引き継ぎを設計に組み込むこと。始める前に「自分はここまで、その先はこの人」と決めてしまうことです。宣言してあれば、周りは慌てずに済みます。引き継ぎは撤退ではなく、設計の一部です。もうひとつ、約束する前に一泊置く習慣。一晩あれば、この人は自分で無理に気づけます。その場の勢いで安請け合いしたぶんを、後から誰かが埋めているのです。
さいごに
腰が軽いと言われるたびに、あなたは少し心外に思ってきたはずです。次を見てしまう性質は直りません。そして、直したら誰も遠くへ行けなくなります! 遠くを指さして、しかも人を連れていける人は、そんなに多くないのです。ずばずばてんぐが損をしているのは飽きではなく、渡す相手を決めずに走り出すこと。だから次に旗を立てるとき、最初に一行だけ足してください。「自分はここまで、その先は誰々に」。渡す先が決まっていれば、あなたは思い切り遠くを指させます。
ここに書いてあるのは、このタイプを選んだ回答者に多く見られた傾向です。 あなた自身の結果は、60問こたえると出ます。
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